宮代 亜由美(みやしろ あゆみ) CV天川みるく

本編のヒロインで、製薬会社営業課の主任。
仕事に対する情熱とプライドは、ズバ抜けて高い。
かつては
『一生懸命仕事に打ち込んでいればね。大金と恋愛なんか
自然とついて回るモノよ』と決め込んでいた。
……今となっては、懐かしい昔話だと踏まえている。
真面目なだけに、過労で脳に障害を持ってしまった。
今は培ったキャリアを守る為、保守的な考え方で仕事をしている。

外見は勝気で高慢、挑発的だが、性格はマゾ気質が垣間見えがち。
口だけは威圧力があっても、彼女の本性は重度の依存症。
亜由美から漂う妖艶なフェロモン成分は、
人生に疲れて助けを請う、弱々しい牝の依存シグナル成分である。

部下の秀一に対しても、仕事面、男性面のどちらにも
期待していなかった。
しかし毎日毎日、ノイローゼになるほど顔を合わせている為、
亜由美の思考には、どうしても秀一の存在が消せなくなっている。
イラついていると、亜由美に頭の上がらない秀一へ
ここぞとばかりに説教を垂れてしまう。
まるで出来の悪い弟を叱り付けるような感覚だと、
亜由美本人も認めている。

趣味は昔、就職する際にすべて捨ててしまい、
溜まったストレスは日々のオナニーで発散するしかない現状。
それでも、理想の幸せを蜃気楼のように追い求めている。